初対面の異性と話すときのコツは? 婚活カウンセラーが語る恋愛作法

2020年7月から築地本願寺ではじまったのが、結婚相談サービス「築地の寺婚」です。昔から地域交流の場として利用されていた「お寺」という場を通じて、より多くの人のご縁を取り持つべく、スタートしました。
数々の人々の恋愛相談に乗ってきた築地の寺婚・カウンセラーの大森信子さんが、みなさまの恋の悩みにお答えします!

Q 初対面の異性と話す際、いつも話題に困ってしまいます。どんな話題から始めるべきでしょうか?

 A まずは笑顔! 話題を無理に探すよりも、共感を持って相手の話を聞くほうが好感度はアップします。

 初対面の異性と話すのは少し緊張するもの。しかも、自分がちょっと気になるお相手ならなおさらです。

 まず話題よりも大切なのは、相手の目を見て、笑顔で挨拶すること! これが基本中の基本ですが、できていない人が案外多いものです。笑顔でいることを意識することで、相手からの印象はぐっとよくなります。
 
 次に扱う話題としては、
「今日はどこから来たのか」
「自宅なのか会社なのか」
など軽めの話題から始めましょう。
 なお、初対面のタイミングで、会社名を聞くのはNGです。特に、女性の場合は、会社名を聞かれると「相手から待ち伏せされたらどうしよう?」などと恐怖感を抱くケースも多いです。
 仕事の話をする場合は、できれば「どんな分野の仕事をしているのか」というような質問をするのが好ましいと思います。
 
 あと、盛り上がりやすいのは、食べ物の話です。
「どんなお店が好きか」
「何系のお料理が好きか」
「行きつけはあるのか」

「会社には社員食堂はあるのか。ランチはどんなものをたべるのか」
などなど。
 
 また、盛り上がれば距離も縮まるし、「今度、おすすめのお店に一緒に行こう!」と次のデートにもつながりやすいです。
 
 そのほか、おすすめなのが好きなテレビや映画、音楽などの話です。軽めで楽しい話題ですし、思わぬ共通の趣味が見つかるかもしれません。
 「今度は、この映画を観に行こう!」「このライブに一緒に行こう」などと、次のお誘いにつながりやすいのもポイントです!
 
 一通り話が盛り上がったら、少しだけ踏み込んで、お互いの出身地や学生時代の話などをしてみてもいいでしょう。心の扉を開けて、ぜひオープンに話してみてくださいね。
 
 そして、最大のポイントは、自分ばかりが話そうとするのではなくて、相手の話に対して共感を持って聞いてあげることです。聞き上手であればあるほど、相手は心を許してくれるようになります。「面白い話をしなきゃ!」と焦るよりは、「相手の話に対して興味、関心を持って聞く」ことの方が大切なのです。
 
 そして、最後は繰り返しになりますが、やっぱり笑顔をキープし続けることも大切です! ぜひ、会話の際は、笑顔でいることを意識してみてくださいね。

回答者:築地の寺婚カウンセラー 大森信子さん
出版社の編集、ライターの仕事経て、2013年結婚相談所のカウンセラーに転職。IBJ加盟店、直営店でのカウンセラーとして経験を積んだ後、2021年より築地本願寺築地の寺婚で勤務。

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