お寺で朝活？テンプルモーニング
朝の爽やかな光を浴びながらお寺で時を過ごすことで、元気を充電してお仕事や勉学に励んでいただきたい。そんな想いで、この3月から築地本願寺でSDGsの一環として始まったのがお寺の朝活「築地テンプルモーニング」です。
これは、7時から実施する晨朝勤行参拝の後に、約20分間にわたって、参加者と共にお寺をお掃除したり、僧侶が朝に活力が湧いてくるような5分程度の法話を行うなどの取り組みです。開催は不定期、参加については事前予約不要で、当日どなたでもお気軽にご参加いただけます。途中参加・退出も自由です。
開催日程はSNSや公式ウェブサイトで告知
3月8日に実施された初回となる「築地テンプルモーニング」では、8名の方が参加されました。同プロジェクトの担当者である西永亜紀子さんは、こう語ります、
「今回は緊急事態宣言下だったため、公式ウェブサイトやSNS上のみでの告知をおこないました。しかし、それにもかかわらず、予想を超えた多くの参加者の方にご参加いただいて、とてもうれしかったです。SNS上で存在を知ってくださった方もいれば、晨朝終了の際、『この後にテンプルモーニングがありますので、お気軽にご参加ください』とのアナウンスしたことによって、その場で開催を知り、参加してくれた方もいらっしゃいました」
当日は雨が降っていたため、屋外の掃除は避け、本堂内の拭き掃除を15分間ほど実施。掃除が終わった後は、約5分間、その日の晨朝勤行を行った僧侶による法話「朝の活力ワード」が行われました。その後は、参拝記念カードなどのお土産を参加者のみなさんにお渡しし、解散となりました。ただ、解散時に、「お時間がある方は、僧侶が個別にお話しをさせていただきます」とお伝えしたところ、数名の方が10分程度、その場にいた僧侶たちとお話をされていきました。
「当日、参加してくださったみなさんは、『なかなかない機会なのでうれしい』と、楽しみながら本堂内の掃除をしてくださいました。今回は雨のために本堂の中しか掃除をすることができませんでしたが、次回、もしも天気が良ければ、外でも掃除をしてみたいですね」（西永さん）
今後の「築地テンプルモーニング」の開催日程については、公式ウェブサイトやSNS で告知していきます。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
