【いまこそ知りたい!】報恩講の最終日前夜に行う「通夜布教」ってどんなもの?

お寺が、社会とつながる時代。築地本願寺をはじめ、浄土真宗本願寺派によるさまざまな取り組みを紹介します。今回は、築地本願寺が11月15日に行う「通夜布教」を取りあげます。

報恩講最終日前夜に仏さまのご恩を夜通し慶ぶ

 「報恩講」とは、浄土真宗を開かれた親鸞聖人のご遺徳を偲ぶ、浄土真宗の門信徒にとって、もっとも大切な法要です。11月11日(水)から16日(月)までの6日間に渡って仏事を行いますが、例年、最終日前夜となる11月15日から16日の朝にかけて夜通し行われるのが、「通夜布教(つやふきょう)」です。

 この「通夜布教」は、親鸞聖人がいよいよお浄土へお還りになる前夜、末娘の覚信尼さまをはじめ、門徒たちが集まり、ともに仏さまの御恩の深きことを夜通し慶よろこばれたのが始まりです。

 今年の「通夜布教」は、15日20時半より開会式を実施します。通常は翌朝まで夜通しで布教いたしますが、今年は新型コロナ感染防止対策のため、時間を短縮して、15日の深夜までとさせていただきます。『YouTube築地本願寺チャンネル』にて配信いたしますので、ご自宅で、ぜひご聴聞ください。ともにみ教えの尊さを味わいましょう。

『YouTube築地本願寺チャンネル』はこちら

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