【いまこそ知りたい!】今年で設置から50周年!築地本願寺のパイプオルガンとは?

 築地本願寺の本堂には、仏教寺院としては非常に珍しいものがあることをご存じでしょうか?それは、パイプオルガンです。

 これは、1970(昭和45)年に、財団法人仏教伝道協会(現・公益財団法人)より寄進されたものです。ドイツの老舗・ワルカー社が製作したこのパイプオルガンは、大小併せて約2000本の管(笛)で構成されています。

 仏教伝道協会からこのパイプオルガンを寄贈いただいた際、大谷光照前々門主ご夫妻にもご出席いただき、「パイプオルガン上納式」が実施されました。

 本堂に設置されて以来、仏前結婚式や仏教讃歌など、さまざまな場面で活用されていますが、2006(平成18)年1月からは、より多くの方にこの荘厳な音色を楽しんでもらうために、毎月、無料の「築地本願寺ランチタイムコンサート」を開催しており、約600人が集まる人気のイベントになっています(現在は新型コロナ感染症拡大防止のため、休止中)。

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