死んだ後は私達はどうなるのでしょうか？

わからないって不安ですよね。
歴史上「死」から逃れた人はいないので、必ずそのときが来ることはわかりますが、今生きている私たちは、体験したことがないので具体的にどんなことになるのか、なかなか知ることが出来ません。当たり前ですが。必ず起こる未来がわからないから、みんな不安なんじゃないかと思うのです。
死後についてはいろんな説を唱える人がいます。「幽霊になる」だとか「閻魔大王に舌を抜かれる」だとか、「生前の行いによって最後の審判にかけられる」というものもあります。はたまた、そこには何もなく「無」であるとか。なにか自分なりの説を持つことで、不安に支配されることなく生きていけるのではないかと思います。
私は仏教の説、特に親鸞聖人がお開きになった浄土真宗の説を採用することにしています。死後の一切を解決してくれる仏様がいると聞かせていただくと、後のことはなんとかなるらしいから、不安になっていても仕方がない。今を頑張って生きてみようか、と思えます。また、父も同じように浄土真宗の説を採用していたので、たとえ親鸞聖人の言うことが本当でなかったとしても、行き着く先は父と同じなんじゃないかと考えています。そんなスタンスでも許容されるのが、浄土真宗のいいところで、私には一番合うんじゃないだろうかと感じています。
生きていくために、自分に一番合う説を探してみてはいかがでしょうか。