先日母が亡くなりました。すぐに弟から、物もお金も私に渡す気はない、とラインがおくられてきました。私は相続分は欲しいと主張しました。その後ものすごく長いラインがきて、内容は私に対する誹謗中傷が中心でした。事実もあり誤解もありました。私は反論せず反省する所は謝りました。変わらず相続分は主張しました。
父はすでに亡くなっています。なぜ弟はこう言ってくるかは、父の時も母の時も私が何もしなかったからだと言います。確かに弟夫婦の方が圧倒的に面倒は見ました。弟は近所でしたし、私は電車で1時間半の所だったからです。ですから父が亡くなった時の財産分与は倍の差をつけました。
弟は母のためにもすんなり承知して欲しいと言ってきますが。弟ももめる原因をつくってると思います。みなさんのご意見聞きたいです。
相続について、お互いがそれぞれに主張はあることと思います。ですが、お互いの気持ちが分かり合えないと、解決には向かわないかもしれません。
聖徳太子は、仏教の精神に基づいて十七条憲法を制定されました。その中で「和をもって貴しとなす」とお示しになっております。「和」は「わ」と読めますし、「やわらかなる」とも読みます。自己中心的で頑ななこころから、相手の気持ちを重んじるやわらかいこころで接していくことが、弟さんとのギクシャクした関係の解決の糸口になるかもしれませんね。
また築地本願寺では、相続などに関するご相談も承っています。もし詳細なご相談をご希望でしたら、築地本願寺コンタクトセンター0120-792-048(9:00-17:00/年中無休)より「終活の僧談窓口」に一度ご相談ください。