今年母が亡くなり、合同墓に入りました。

ご自宅に仏壇がある場合は、僧侶を招き新盆のご法要をお勤めされる、または築地本願寺やお付き合いのあるお寺にお参りし新盆のご法要をお勤めされるのがよろしいかと思います。
浄土真宗のご法要は先立たれた故人様に感謝を伝える法要です。ご法要をお勤めし精一杯の感謝の気持ちをお伝えしましょう。その中で阿弥陀様の教えを聞かせていただくこと、仏教・浄土真宗の教えを聞かせていただくことがご法要をお勤めする最も重要なことです。

本願寺の第８代目のご門主様である蓮如上人のお言葉で、「仏法には世間のひまを欠きてきくべし。世間の隙をあけて法をきくべきやう思ふこと、あさましきことなり。仏法には明日といふことはあるまじきよし」というものがあります。これは仏法を「いまここで」聞かせていただくことの大切さを教えてくださっています。
日々忙しく毎日を送っているかもしれませんが、新盆のご縁、どうぞ大切になさってください。
ちなみにですが、仏事に関する疑問や質問については『新・仏事のイロハ』（末元弘然、本願寺出版社）が個人的にお勧めです。
気が向いたらぜひ読んでみてください。