ふと感じた苛立ちを、表に出さず、穏やかに過ごす方法はあるものでしょうか

外出自粛で自宅にいることが増えたせいなのか、ちょっとしたことでイライラしては、夫や子どもと言い争う機会が増えてしまいました。ふと感じた苛立ちを、表に出さず、穏やかに過ごす方法はあるものでしょうか。(30代女性)

三日坊主
怒りはユーモアに昇華して

私はこのご相談を読んで、第一生命が主催する「サラリーマン川柳」の作品を思い出しました。夫を粗大ごみにたとえ、朝出したのに夜帰ってくる、とか、日曜日に掃除をしても粗大ごみが転がっている、などといった感じで詠まれていたように記憶しております。
そのような川柳を詠まれた方の中には、本当に離婚された方もいらっしゃるかも知れませんし、あるいは川柳を詠むことによって、自分の心の中をさらけ出し、ありのままに見つめ、かつユーモアに昇華するという作業をして、ストレスなく過ごしている方もいるかも知れません。
第一生命の回し者ではありませんが、「サラリーマン川柳」は会社員以外にも、誰が応募してもいいらしいです。応募するかどうかは別として、一句詠んでみてはいかがでしょう。

F
夫の立場で答えます

近ごろ妻に「最近ずっとうちにいるよね」と言われます。夫としては「テレワークが増えたからね」と答えますが、たぶん、期待されている答えではないですよね。それは分かるんですがねえ。自分を棚に上げてなんですが、夫は察してくれません。そういうものです。オブラートに包んだらなおさらです。でも逆に思いますよ。「言ってくれればやりようもあるのに」って。
不満げな言い方ではだめですが、前向きな姿勢で伝えれば、「やれやれ」とか言いながら動いてくれる場合が「増える」でしょう。状況を理解するからです。その後にあなたは「やれやれ」と思えばいいのです。いらいらを隠すより、しめしめを隠す方がより穏やかと思います。

酒行僧
楽しいことを想像しよう

私は旅行や外出が好きです。だから、今の状況は正直楽しくありません。だからといってガマンだけでは、気が滅入ってしまいます。そこで、「今できることは何だろう?」と探してみました。私が見つけた方法は、旅行した時の写真を見たり、旅行で行きたい場所のガイドブックなどを読むことです。行った時を思い出したり、「今度行く時には何をしようかな?」と想像すると、楽しいひとときを過ごせます。
現実は制限されていても、想像まで制約されていません。

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