| 私は最近言われている繊細過ぎる人に当てはまります。 人嫌いではないけど人と関わるとものすごくエネルギーが必要で、楽しかったのに帰宅すると疲労困憊になります。 また繊細過ぎるのでちょっとした人の言動で傷ついてしまい、上手く接することができなくなってしまいます。 人と深く関わることに苦手意識もあり恋愛も上手くできません。本当はすごく理解してくれる恋人が欲しいけどもう何年もいません。 ちょっと面倒くさいだろうなって思われてるかもしれないけど、今後の人生のパートナーを見つけたいので出会いの場所も含めていい方法ありますか？教えて下さい。（40代・女性） |
光森 宏明（みつもり こうみょう）
20代 兵庫県出身
自らの色そのままで
十人十色という言葉があるようにいろんな人がいて、それでいいはずなのにどうしてもないものを求めてしまいますよね。
お浄土の様子が説かれたお経『仏説阿弥陀経』では、阿弥陀仏の浄土に咲く蓮の花のありさまが記されています。
『浄土に咲く青い色の花は青く輝き、黄色の花には黄色い光、赤い花には赤い光、白い花には白い光が、それぞれ輝きどれもすばらしく美しくて、その香りは気高く清らかである』
このようにそれぞれの花がそれぞれの輝きをもっていて、自らの色そのままで光り輝いて咲くことが尊いことであると語られています。
繊細すぎるというのも、きっと他の人には気づけないちょっとしたことにも気が行き渡る、ということなんだと思います。自らを悪くとらえることはなく、そのままで良いんだと思いますよ。
さて、出会いの場所となるとなかなか難しいですね。家の扉から一歩外に出れば、本当は出会いに満ちあふれているのだと思いますが、なかなか知らない人に話しかけることは出来ません。
築地本願寺では、「寺婚」という婚活サービスを提供しています。数多のカップルをサポートしてきた婚活専門の職員が対応いたしますので、もし一歩踏み出せるようであればご相談ください。「この人合わないなぁ」というときも職員から連絡いたしますので、深く関わることなく気軽に一度会ってみる事が出来ます。後のことはなんとかしてもらえると思うと、人に会うことへの心のハードルは少し下がるんではないでしょうか。
世の中にはこういったサービスもたくさんありますので、寺婚に限らず、誰かにサポートしてもらえるサービスを利用されてみてもいいかもしれませんね。