社会人になって早いもので20年、がむしゃらに走り続けてきましたが、最近仕事は何のためにしているのか、何故この仕事をしているのかわからなくなってきています。 かと言って別業種に転職する勇気もありませんし、家庭もあるので冒険も出来ません。みなさんはどんなタイミングで転職しているんだろうなぁって思いながら、日々悶々としています。 働くとは側を楽にするって聞きましたが側は楽になっているんでしょうか?それもよくわかりませんが。 忍耐あるのみですかね(笑)(40代・男性) |
戸見嶋 淳昭(じゅんしょう)
40代 山口県出身
自分を成長させてくれる
私も、社会人になってそろそろ20年を迎えようとしています。長く勤めていると、やはり同じように、転職する方、新しい仕事に着かれる方のことを考えることもあります。私も別業種に転職する勇気もなく、かといって何か資格があるわけでもありません。築地本願寺にてこれまでずっとお世話になっていて、今も勤めさせていただいております。
そんな中で、私自身は働くということは自身の学びもあるのではないかと思ってます。仕事は「してやってる」と思いがちですが、私は「させてもらっている」と思うようにしています。お金を稼ぎながら、自分の糧になり、自分を成長させてくれる、それが働くということではないのかな、と。たとえば今回のように皆さまからご相談いただくことで、私自身が気付かなかったことに気づかせていただく、そんな風に思えます。
「働くとは傍を楽にする」よく聞きますね。きっとそれもその通りで、あなたが働くことで、少なくともご一緒におられるご家族は楽になっているのではないでしょうか?あなたが働いて、お給料をいただいて、ご家族を養っているからこそ、皆さまが快適に過ごせているのではないですか?ご自身でも知らず知らずのうちに、「傍を楽に」しているのかもしれませんよ。