ひどい悪意や憎悪を抱いたりするため、自己嫌悪に陥ってしまいます。

ふとした瞬間にひどい悪意や憎悪を抱いたりするため、自己嫌悪に陥ってしまいます。阿弥陀仏が我々の煩悩とかを許して下さっていると心の奥底では信じているし、それを有難いと思うことがあるのですが、それでもひどく申し訳なく思うことがあります。
あまり気にしない方がいいのでしょうか?(20代・男性)

青木 永世(あおき ようせい)
30代 栃木県出身
悪意や憎悪を抱きたくなくても、抱くもの

申し訳ないと思う心が湧いてくることこそが、自分自身を成長させてくれていると受け止めてみてはどうでしょうか。
毎日晴れ晴れとして、心が踊るような気持ちとはならない方が、実は宗教的には健全な心持ちじゃないかと思います。もちろん清らかな心を保ちながら生活できたら最高ですが、悪意や憎悪を抱きたくなくても、抱いて生きていくのが人間です。そしてそんなことも阿弥陀様は全てお見通しです。そのうえであなたを見捨てないと一緒に人生をご一緒してくださっています。それを知っていると有難いなと思ったり、安心することができます。
質問者さまも、申し訳なく思うことができていることを逆に喜んでみてはどうでしょうか。

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