異動が言い渡され半月が経ち…

異動が言い渡され半月が経ち、気合い気合いで周りに愚痴りながらこなす毎日。ストレスからか暴飲暴食になりがちになりストレスからか不整脈で頻脈にまで、今までにない大きな壁にぶち当たりどうする事も出来なくなりつつある今日この頃。まさに四苦八苦。それでも進まないと行けないのかと悲しくなってきます。
この先どうしたらいいですか?(40代・男性)

戸見嶋 淳昭(とみしま じゅんしょう)
40代 山口県出身
誰かがそばにいてくれる

『天のまさに大任をこの人に降(くだ)さんとするや、必ずまずその心志を苦しめ、その節骨を労し、その体膚(たいふ)を飢えしめ、その身を空乏(くうぼう)にし、行いにはその為すところを仏乱す。心を動かし、性を忍び、そのよくせざるところを増益(ぞうえき)するゆえんなり』孟子
「天はその人の心を強くし、あらゆることに耐えて、大任に付けるよう試練を与える」という意味の言葉です。
私たちは仏さまの教えを聞かせていただくので、天命などを信じることはありません。が、時にはこういった心の持ちようも大事かもしれないですね。ただ、「試練は自分を育ててくれる糧」とは言ってもその試練に耐えられないかもしれません。
お釈迦さまも大変な苦行の末に、お悟りを開かれたのだと思います。そんな仏さまは、私たちに無理難題を与えるのではなく、穏やかに見守ってくださいます。ですからそんな時は、いつでもそばには仏さまがご一緒してくださっていると考えてみるのはいかがでしょうか。
誰かがそばにいてくれると思うと、少し気持ちが楽になると思いますよ。

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