唯一の家族である私が、妹にできることはなにか

私には、3つ離れた妹がいます。
妹は生まれつき持病を持っていて軽度の知的障害者です。
妹は軽度であるため、は理解してもらえず、ただ出来ない人と思われていたみたいで、いつも謝ってばかりいたそうです。
上手く話せないと周りから浮いた感じになり、
人と話すのが苦手になり、外に出るのも嫌になって、
最近では自殺願望が強まる一方とのこと。
2年前から心療内科に通院しているのですが、あまり改善されず、早く死にたいと日々言っています。
唯一の家族である私が、妹にできることはなにかあるのでしょうか?

戸見嶋 淳昭(とみしま じゅんしょう)
40代 山口県出身
一緒にいてあげること

周囲の他人からは物質的支援はいただけても、心の支援はご家族の方しかできないことではないかと思います。妹様のために、ご家族であるご自身ができること、それは、ご一緒にいてあげることだと思います。
「寄り添う」という言葉をよく使いますが、私、個人的な見解ですが、寄り添うとはその人と同じ側から同じ景色を見ることではないかと思うのです。横にいてあげて、一緒にいてあげる。それが「寄り添う」ということだと思うのです。私たちがお参りする「あみだ様」という仏さまはまさに、私たちに寄り添ってくださっています。ただそばにいるだけで、私に安心を届けてくださいます。
妹様のそばにいて、ただ一緒にいるだけでも、妹様にとっては大きな安心につながるのではないでしょうか。ご家族であるお姉様の温かみが、妹さんにとって一番の安心につながるのではないでしょうか。
なにかをしてあげなくてはと考えると、なかなか何もできなくなります。ただ一緒にいてあげる、それだけでもよいのではないでしょうか。

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