いつまでも一緒に居たくて、お骨をお墓に納められず家に居てもらってます。

最愛の主人が亡くなりました。いつまでも一緒に居たくて、お骨をお墓に納められず家に居てもらってます。

子ども達には私が死んだら一緒にお墓に入れてね、と伝えてますが、私はまだまだ長生きしそうです。この先何十年も、主人のお骨に家に居てもらっても大丈夫でしょうか?このままでは成仏できないでしょうか?やはりお寺のお墓に納骨した方が主人も落ち着くでしょうか?突然亡くなってしまったのでエンディングノートや遺言等も無く、主人の気持ちも分かりません。

平井 裕善(ひらい ゆうぜん)
40代 大阪系山梨人
お連れ合い様は御遺骨に宿るのではなく、あなたの側に居てくださっています。

「いついつに納骨せよ」という決まりはありませんのでお手元に御遺骨をおかれることに差し障りはありません。
ナモアミダブツといただく私たちには御遺骨が今どこにあるかが成仏の条件とはなりません。私たちを成仏させるのは阿弥陀様のはたらきで、それは「われにまかせよ そのまま救う」というはたらきです。
「そのまま救う」とは、この世での縁が尽きた時にそのまま仏様として生まれさせることですので今すでにお連れ合い様は仏様となってくださっています。
仏様に成るということは自由自在であるということですからお連れ合い様は御遺骨に宿るのではなく、あなたの側に居てくださっています。
そのお連れ合い様からすると、お墓に納骨云々によって落ち着いたり、落ち着かなったりということはありません。いずれ私たちも仏様にならせていただいた時には先に往かれた方と「あー、いつも一緒でしたね」と共に味わうことができます。それまでは、どうぞナモアミダブツとお念佛をいただいて、そのあなたの声の中に阿弥陀様のはたらきと、先に往かれたお連れ合い様の「そばにいるよ」のお声を聞かせていただきましょう。

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