仏教徒としての実践において、浄土真宗本願寺派独自の形式や儀式がどのように日常生活に組み込まれていると思いますか?
安邉 泰教(あべ たいきょう)
40代 山口県出身
実践運動という取り組みがあります。
私たちの宗門では、実践運動という取り組みがあります。この運動は、「あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え、自他ともに心豊かに生きることができる社会の実現に貢献すること」を目的としています。仏さまの教えを聞かせていただく私たちが、日常生活のなかでどのように関りを持つかを考え、行動していくことが大切です。それは、例えば食を通じていのちの尊さを学び、食品ロスをなくすことなど身近なところにあると思います。