あらゆる未来の花は今日の種の中にある

【今月のひとこと】【2021年11月】

秋になり花びらは散っていきます。一度花の形はなくなりますが、また次の年には種から芽が出て、新しい花を咲かせます。仏教にも「花びらは散っても花は散らない 形は滅(ほろ)びても人は死なぬ」(金子大栄)という言葉があります。親鸞聖人をはじめ、仏さまの教えを喜んだ先人たちは、形はなくとも、残された私たちを仏さまの教えの道へと導いてくださいます。

築地本願寺では、11~16日に親鸞聖人のご命日をご縁として、様々なご恩にお礼を申しあげる法要である報恩講をおつとめします。ぜひYouTube「築地本願寺チャンネル」のライブ配信を通じてご参拝ください。