本年、2024年・令和6年に、築地本願寺では、
「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗 800年慶讃法要」が修行されます。
殊に、親鸞聖人が 5 2 歳のときに、「顕浄土真実教行証文類」(教行信証)を著されたことをもって、「浄土真宗の立教開宗」と定めており、そのご法要にお参りすることができるのです。
今年の一文字を選定するとき、どうしても私の頭から離れないのが、
この慶讃法要が“50年に一度のご勝縁”であるということです。
この慶讃法要にお参りしたいと思われませんか?
この教行信証の冒頭にある「総序」という部分に、
「遇いがたくして いま遇うことを得たり」という一文があります。
まさに、自らがいくらこのご勝縁に遇いたいと願っても、その年にいればこそのことです。
2024年には遇うことができるのです。
親鸞聖人が、法然聖人と出遇われ、阿弥陀如来の本願の教えによって救われる道を明らかにされたことにより、いま私たちがお念仏の教えとして喜ぶことができるのです。
もう一度申しあげます。
「50年に一度の慶讃法要です。皆さま、このご勝縁に遇いましょう」