弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり

 阿弥陀さまが、すべての者を安らかにしたいと願い、長い時間をかけてご苦労を重ねてくださったのは、この私のためであったと喜ばれたお言葉です。

 その願いは、南無阿弥陀仏のお念仏として届けられ、安心という名の灯火(ともしび)となって私の心にともります。
 いつでもどこでも寄り添ってくださる仏さま、それが阿弥陀さまです。