夫の法要をしてません。
夫の法要をしてません。四十九日。亡くなってから僧侶に一度も御経を読んで貰ってません。葬儀は私と娘夫婦に孫1人と、もう1人の娘の5人で行いました。その後は私だけの生活。わからぬままに夫の死後の手続きに追われ過ぎました。夫は…
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夫の法要をしてません。四十九日。亡くなってから僧侶に一度も御経を読んで貰ってません。葬儀は私と娘夫婦に孫1人と、もう1人の娘の5人で行いました。その後は私だけの生活。わからぬままに夫の死後の手続きに追われ過ぎました。夫は…
一昨年から今まで、大切な人たちが周りから離れていきました。祖父、祖母は亡くなり、彼氏と別れ、親友は転職。心の支えだった人も仕事を辞めて遠方の実家へと帰ってしまいました。私自身も仲の良い同期がいる現場を離れ、はじめて会う人…
【今月のひとこと】【2022年4月】 私の計らいに関係なく、花は咲き散ってゆきます。花に限らず、世の中には自分の思い通りにいかないことが多々あります。私たちは自分の思うとおりに行かないことがあると不満に思い苦しんでしまい…
【今月のひとこと】【2022年3月】 人に感謝することが難しい時代となりました。目に見える分かりやすいものに囚われ、その背景にあるものに気が付きにくくなったようです。「ありがとう、おかげさま」と感謝ができることほど、幸せ…
【今月のひとこと】【2022年02月】 毎年2月3日は節分の日ですが、皆さまはどのように言って豆をまきますか?私たちはついつい鬼は外に行ってもらい、福は内に来てほしい」と思ってしまいます。しかし、仏さまは「苦しみを代わり…
NHKワールドTVでもおなじみのミッシェールさんが初めてであう仏教の文化や習慣を、浄土真宗本願寺派僧侶の南條了瑛さんと共に英語で解説していきます。 Michelle: That looks a lot like a pi…
仏頂面はいけませんよ 和顔愛語は、「和顔」はやわらかな顔、「愛語」はやさしい言葉。つまり、文字通り、笑顔で愛情のこもった言葉で話すことです。 この言葉は、学校での教訓になったり、額や書幅(しょふく)にも書かれたりして…
日本の夏といえば 仏教行事の中で最も一般化したのが、お盆でしょう。盆踊り、盆灯籠(とうろう)から盆休みまで、正月と並べ、民間歳時習俗の両大関といわれて親しまれている年中行事です。 テレビは毎年、墓参風景と帰省ラッシュ…
俳句では春の季語 「暑さ寒さも彼岸まで」「ひがん花」「ひがんだんご」などと、彼岸は昔から日本人に親しまれてきた国民的行事です。 春分・秋分の日を中日とし、その前後一週間のあいだ、寺々では彼岸会えという法事が勤められ、…
英語じゃなかった「ニルヴァーナ」 二月十五日は涅槃会えです。 涅槃とは、サンスクリット語で「ニルヴァーナ」といい、「吹き消す」ことを意味します。 煩悩(ぼんのう)の火が吹き消された状態。すべての束縛から解脱(げだつ…
メイド・イン・寺院だった食べ物 寒いですね。湯豆腐が恋しくなります。 豆腐といえば、高野(こうや)豆腐、南禅寺(なんぜんじ)豆腐、空也(くうや)豆腐などと、何となく仏教に関係があると思いませんか。 豆腐が仏教語とい…
カルシウムを加えればあの飲物 「ホームランこそ野球の醍醐味だよ」と、何ものにもかえられない楽しさ、真骨頂、妙味を醍醐味といっています。ゴルフの醍醐味、スキーの醍醐味という具合です。 『涅槃経(ねはんぎょう)』に、「五…
誤解して使っていませんか? 「この一敗で、自力(じりき)優勝の道は絶望ですね。あとは、他力本願に頼るしかないですね」 スポーツ報道でよく聞かれる話です。 この場合、これからいくら勝ち続けても優勝はできない。今度は相手…
単なる偶然ではない出会い 「袖振(そでふり)合うもタショウの縁」 傍線の部分を漢字で書け、という問題が出ました。 その解答には「多少」が圧倒的に多かったそうです。 正解は「他生」です。辞書には「多生」というのもあり…
修行苦に屈して心が退くこと 退屈といえば、何もすることがなく、ひまをもてあますことを意味する言葉として、日常よく使われています。あくびの一つも出そうな情景です。退屈しのぎという言葉もあります。 しかし、退屈は、もと…
極楽が上がりの浄土双六 昔、お正月の子どもの遊びといえば、凧揚(たこあげ)、はねつき、かるたと並んで双六がありました。振り出しから上がりまで誰が早いかを争う楽しいゲームです。 双六は古くインドに誕生しました。『涅槃経…
仏教の真理のひとつ 「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の鐘の声、諸行無常の響きあり」 『平家(へいけ)物語』の語り出しの有名な一句です。 インドの祇園精舎には無常堂があり、その四隅の軒(のき)にさげられている鐘は、修行僧…
日本の冬には欠かせない 寒いですね。暖冬に慣れた身体には、この寒さはこたえます。 ホームコタツに入り込んで、テレビを見ながら、みかんなどを食べているなんて、結構な風情ですね。 炬燵が仏教語というわけではありませんが…
特に強力な煩悩のひとつ 言っても甲斐かいのないことを、くどくどと言って歎(なげ)くことを「愚痴をこぼす」といいます。 そして、よく愚痴をこぼす人を「あの人は愚痴っぽい人だ」ともいいます。 愚痴という字を見ると、「愚…
強情な態度≒耐え忍ぶ姿 阪神・淡路大震災のとき、ワシントン・ポスト紙は「多くの被災者のキーワードはGAMANだ。GAMANとは困難に耐える意味の日本語で、ここでは大切な美徳なのだ。市民たちはお互いに、我慢、我慢と助け合…