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遠く 宿縁を 慶べ
これは親鸞聖人が過去からの計り知れない因縁の上で阿弥陀さまの救いに出遇えたことを慶ばれたお言葉です。 私たちが生きるこの世界は、すべてのことが様々な関係の上に成り立つ世界であり、当たり前のことは何一つ存在しません。 …
これは親鸞聖人が過去からの計り知れない因縁の上で阿弥陀さまの救いに出遇えたことを慶ばれたお言葉です。 私たちが生きるこの世界は、すべてのことが様々な関係の上に成り立つ世界であり、当たり前のことは何一つ存在しません。 …
【今月のひとこと】【2019年08月】 「いのちは大切である」といいますが、実際には「自分に関わりのあるいのちだけが大切である」と生きているのが私たちです。「自分に関わりのないいのち」や、「自分に害をなすいのち」は粗末に…
バレンタインにチョコを渡しあうのはどうやら日本だけの文化だそうです。そのチョコにも義理や友チョコなど様々ありますが、もらって一番嬉しいのはやはり本命でしょうか。 浄土真宗で大切にさせていただいている阿弥陀様という仏様は、…
名前には物事を区別するはたらきがあります。例えば「キャベツ」と「レタス」は別の野菜をさしますし、「佐藤さん」と「山田さん」とは別の人をさします。しかし、名前の意味はそれだけにとどまるものではありません。名前にはさまざまな…
1181年の春、当時9歳の親鸞聖人はお得度をされました。 もう夜も遅いから得度式は明日にしようという周りの方の声に対し、一晩で嵐が吹いて桜が散ってしまうかのように、いつ何が起こるかわからないので今得度式をしたいと決意され…
特定の宗教に属さない。そんな人が多いこの時代に、なぜ僧侶という道を選んだのか。その行動に自身を駆り立てた理由は何だったのか。浄土真宗本願寺派の僧侶の人々にフォーカスして、僧侶になった理由を紐解きます。 今回ご紹介するのは…
他力本願という言葉は、しばしば「自分の望みを他人まかせにする」という意味で用いられます。 しかし、本来は他人の力ではなく、「あなたの苦悩は私が引き受ける、まかせよ」という阿弥陀さまの願い(本願)を表す言葉です。 生き…
このお言葉は親鸞聖人が正信念仏偈の中で著された一節です。 阿弥陀様はどんな時でもこの私を包み、支えてくださるというお心を表してくださっています。 嬉しい時も、落ち込んでいる時も、その一つ一つを引き受け照らし続けてくださる…
京都にある本山・西本願寺の飛地境内建物である角坊は、親鸞聖人が亡くなられた善法坊の跡地と伝えられています。 親鸞聖人は、阿弥陀さまのお救いに出遇い、そのお心を浄土真宗としてお示しくださいました。 報恩講は、親鸞聖人…
京都にある本山・西本願寺の飛地境内建物である日野誕生院は、承安 3(1173)年に親鸞聖人がお生まれになった地と伝えられています。 本年 4 月、築地本願寺では親鸞聖人御誕生 850 年・立教開宗 800 年慶讃法要をお…
8月といえばお盆の時期。お盆といえばお坊さんです! そこで今回は、ネット上で毎年話題になる「お坊さんあるある」を築地本願寺で働くお坊さんにも調査してみました。 ① 急いでいるときほど衣体(えたい)の袂(たもと)をドアノ…
親鸞聖人は阿弥陀さまの想いが全て詰め込まれたお念仏こそ、我が人生の歩む道が示されていて、我が人生のよりどころであるとおっしゃいました。 日々抱えているいろんな想いを時には阿弥陀さまの前で話してみませんか? うんうんと聞い…
【今月のひとこと】【2020年9月】 新型コロナウイルス感染症は、いまなお世界中にひろがりつづけ、感染者・死亡者の数は増える一方です。昨日まで元気だった方が、突然、病に襲われ、最悪の場合には死に至るというきびしい状況の…
阿弥陀さまが、すべての者を安らかにしたいと願い、長い時間をかけてご苦労を重ねてくださったのは、この私のためであったと喜ばれたお言葉です。 その願いは、南無阿弥陀仏のお念仏として届けられ、安心という名の灯火(ともしび)…
「平安神宮」や「祇園閣」「一橋大学兼松講堂」などを手掛けた建築家・伊東忠太の設計によって、1934年(昭和9年)に建築された現在の築地本願寺。インド等アジアの古代仏教建築様式で建てられた建物は、一般的に想像される日本のお…
お盆の時期はハプニングがつきもの?築地本願寺のお坊さんの「あるあるネタ」を紹介! 今年もこの季節がやってきた! 8月といえばお盆。お盆といえばお坊さん! ネット上で毎年話題になる「お坊さんあるある」。今年も築…
浄土真宗が西と東に分かれているのが嫌です。実家がお東さんなんですが西本願寺に行くと自分的には親鸞様の教えが好きなのに違う場所だぞって言われてるような気がするのが残念です。(50代・男性)
特定の宗教に属さない。そんな人が多いこの時代に、なぜ僧侶という道を選んだのか。浄土真宗本願寺派の僧侶の人々に、フォーカスして、「僧侶になった理由」を紐解きます。 今回ご紹介するのは、築地本願寺に僧侶として勤める藤井陽介さ…
仏教では、全てのいのちは生まれ変わり死に変わりを繰り返すと説きます。 いのちのつながりの中で、時には親子、時には兄弟と関係を変えながら、いまの私が存在しているのです。 もしかすると今すれ違ったあの人も、過去あるいは未来…
【今月のひとこと】【2021年4月】 4月8日はお釈迦さまのお誕生日です。この詩句はお釈迦さまがご誕生の際に詠われたと伝えられます。仏教ではお釈迦さまがご誕生くださったのは「不安を抱えるものに安心を与えるためである」と教…